腰痛になりやすい主婦の皆様
女性の家事労働はじめ子育て、介護の動きは危険がいっぱい。掃除洗濯炊事、赤ちゃんやご高齢者のお世話(風呂やおむつ替え)などの姿勢は、前傾姿勢で長時間同じ姿勢で要る場合が多く、腰の筋肉に過度な負荷がかかりやすい姿勢です。
こんな経験したことはありませんか?
・朝目覚めたら腰が痛い 長く寝ると腰が痛い
・洗い物の最中腰が辛くなり腰を動かしたくなる、腰をトントン叩きたくなる。
・お子様の抱っこが辛い。
・床の掃除等低い姿勢をとった後にすっと立てない。
・介護時、移乗や抱き起す時にぎっくり腰になった。なりそうになった。
では日常生活でできる腰痛改善に有効な簡単な方法のご紹介します。
まずはじめに、起床時お布団の中で左右に寝返りをします。
左右に寝返りを繰り返す事で、背骨を支えている筋肉達を緩め一日のはじめの準備運動をしましょう。
実は朝起きぬけのぎっくり腰は非常に多いのです。
・起きる時はゆっくりと。
・一日に数回正座をする。
正座が苦手な方もおられるでしょう。
しかし、背骨を整える観点からは有効な姿勢です。膝に無理のない範囲で座ってみて下さい。
お掃除や洗濯も含め同じ姿勢が続く時間を出来るだけ短くしましょう。
それだけでも腰痛になるリスクを減らすことが出来ます。
ソファーの使用やソファーでのうたた寝は、腰のみならず首にも負担が多くなります。
ご相談にみえる方にソファーが原因と思われる事も多く、特に痛んでいる最中は座って欲しくない椅子です。
腰痛にお悩みの方は特にご使用をお控えください。
休憩は短時間でも普段お使いの寝具を使いましょう。
腰痛の根本原因とは?
腰痛の根本原因は背骨の歪み。一般に腰痛の原因はわからないことがあるとも言われますが、長生医学の観点からは概ね説明が付く場合が殆どです。
・代表的でシンプルな原因は筋緊張性腰痛
筋肉の強い緊張が原因です。腰の重いだるさやコリ感が主症状です。辛いと感じるかもしれません。
・腰椎分離すべり症
先天性又は後天的に背骨に欠損があり、背骨が一部お腹に向かってずれてしまう症状です。腰周辺の筋肉は緊張してやはりコリ感重い痛さを感じます。
・ぎっくり腰 腰椎捻挫
腰椎が捻挫をしたように疝痛、強い痛み、ズキッと来る痛みを感じます。また動くことが怖く、ゆっくりとしか動けなくなります。
ズキットと痛むときはお風呂で暖めないでください。
足の捻挫をした時や腫れていたい時は暖めたりしてませんよね?
まとめ
・朝は無理をしない 目覚めたらお布団の中で寝返りをしましょう。
・同じ姿勢で長くいない、時々正座をする。
・ソファーはお勧めしません。
・休憩で横になる時はちゃんと寝具を使う。
・腰痛は筋肉の強い緊張が原因のことが多い。
・強い痛みのある時はお風呂で暖めない。
是非お気軽に長生館へご相談下さい。
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